Johnny Weir Fan Blog
フィギュアスケーター、ジョニー・ウィアー(ジョニー・ウェア)選手と、プロとなった荒川静香さんの情報を取り上げるファンブログ。
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観戦レポ:2007GPS中国杯(4)FS
三度目のサプライズに気づいたのは、エヴァン君の演技が終わった後だった。

ジョニーのFS本番。まるで練習を見ているかのようだと思った。確信を持ったジャンプは安定していて、絶対に失敗しそうにない。離氷する前から既に重心が安定していて、ジョニーは体を落ち着いてコントロールしていた。慎重で確実。公式練習や6分練習の続きで、ジャンプの練習をしているかのように思えた。そして、すべての演技が終わった後、ジョニーが氷をガツガツと蹴る!一瞬だけ、炎が吹き出るようだった。今まで押さえていたものが漏れ出すような、ジョニーの本性はこちらなのだと思わせるような、一瞬の咆哮の噴出。

それでも、私はエヴァン君が勝つと思っていた。彼は、スケートアメリカで2位だった雪辱を晴らしたいだろうし、グランプリシリーズも2戦目で準備はできているはず。現地で、エヴァン君は病気だと聞いたが、練習ではそのようには見えない動きをしていた。きっと、気持ちの強さで病気にも勝てる、と思っていた。

しかし、ジョニーの結果が出て興奮する観客の前に出てきたエヴァン君は表情が優れない。長身の体が小さ縮んでいて、余裕が見えない。ジョニーの結果や会場の雰囲気に気圧されているかのようだった。そして、その感想が当たるかのように、序盤のジャンプが失敗する。それでも立て直し、中盤、後半は決めていく。「やっぱり、エヴァン君はこういうところが凄い」と、ジョニーもこういうところを見習えるといいよね、とのんびりと思う私。

演技が終わった後、やっぱり、ジョニー今回は2位かな、でも、もう既に収穫はあったから、それでいい、と思っていたのに。

エヴァン君は、演技が始まる前より表情が優れない。気を落としていた。まるで、もう負けたと悟っているみたいに。「なんで?」不思議だった。でも、キスクラでも暗く沈み込んだ姿に、期待の芽が出た。


もしかして?



そして、エヴァン君の点数が出る。
とっさに計算できないものの、僅差でジョニーが上回るのではないかと思えた。


もしかして?


ここまでくると、気持ちはヒートアップ。


こうなったら、優勝して欲しい!


ここまできたら!



最終結果が出た後は、もう頭が真っ白であまり覚えてない。


現金なもので、今回は2位がベスト、と思っていたのに、優勝したらしたで嬉しい。しかも、凄く。ジョニー・ウィアーの底力を見た思いだった。努力をすれば、ちゃんと上がっていける、そういう力を持っている人。それはとても嬉しかったし、この勝利で、ますます自分の練習に自信を持ち、ズミエフスカヤさんとの信頼関係も深まればいい。

もちろん、課題もある。

プロトコルを見たら、PBの点数の正体は、ジャンプへの加点が主なもの。ジャンプもこなしつつ、レベルを取る、という段階にはまだいってない。振付けも、手の動きは美しいが、足下はさほど動いていない。8つのジャンプパスをすべて使い切ったが、コンボは3-3と3-2だった。クワドを入れるという課題も、レベルを取り点数を積み上げる、という課題も残っている。プレッシャーに弱いという課題も、まだ克服できているのかはわからない。たくさんの課題があるけれど、一つ一つ解決していければ。

ズミエフスカヤさんがどんな課題をロシア杯では与えているのか、今後、ナショナル、ワールドに向けてどんな戦略を持っているのか、そしてジョニーがそれにどこまで従えるか。今シーズンはとても楽しみ。
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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

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