Johnny Weir Fan Blog
フィギュアスケーター、ジョニー・ウィアー(ジョニー・ウェア)選手と、プロとなった荒川静香さんの情報を取り上げるファンブログ。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
本:「氷上の光と影 知られざるフィギュアスケート」


「氷上の光と影 知られざるフィギュアスケート」(田村明子著)を読みました。

2007年2月に発行された本なので、今更感あふれますが(笑)

第一章:フィギュアスケートが揺らいだとき
第二章:美の競演の内側
第三章:スケーターを支える人々

このような章立てになっています。

フィギュアスケートブームに乗って急遽書いた本なのか、一つの作品としてのまとまりは余り感じられませんでした。第二章、第三章は、田村さんの取材や経験の中から、章題に沿ってエピソードを断片的に繋いだ感じがします。

その中で、第一章は、一番、気合が入っているように感じました。

ケリガン事件と、ソルトレークでの判定スキャンダルを取り扱った章です。

特に、ソルトレークでの判定スキャンダル。

ここに、田村さんの並々ならぬ拘りを感じました。

判定スキャンダルを取り上げた部分だけで23ページ。本文が196ページの本なので、1割以上が一つの出来事に裂かれているわけです。他は、先に書いたように、断片的なエピソードを繋ぎあわせたものなので、1つの出来事に1割以上を裂くというのは、この本では破格の扱いです。

ソルトレークの判定スキャンダルについては、ウィキペディアが詳しいので、そちらをご覧ください。ペアでロシア代表とカナダ代表に、不正採点疑惑から、異例にも、金メダル二つが授与された出来事です。

田村さんは判定スキャンダルに対して、批判的な立場です。その批判の主眼は、判定内容そのものにでも、採点方式でもなく、北米メディアの偏向報道にあります。

偏向報道について、上記ウィキペディアには、端的に「アメリカとカナダのマスコミは、ノーミスであったカナダ組が着氷ミスをしたロシア組に負けるのは不当判定であるとして大騒ぎを始めた」と記述されています。

この「大騒ぎ」について、田村さんは、北米メディアは「正義」を掲げて「判定は疑惑である、不正である」と糾弾しながら、実際には、北米至上主義の現れでしかなかったのではないか、と、批判の目を向けます。この批判は、第三章の中にある「ジャッジと採点」という項目でも表れてきます。

面白いので、スケートファンは、ぜひお読みください。

荒川さんやジョニーも、ちょこっとですが出てきます。懐かしいです(笑)

  

田村さんのこれらの本も読みたくなりました!

スポンサーサイト
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 Johnny Weir Fan Blog all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。