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Johnny Weir Fan Blog
フィギュアスケーター、ジョニー・ウィアー(ジョニー・ウェア)選手と、プロとなった荒川静香さんの情報を取り上げるファンブログ。
レポ:TV「荒川静香新たなる挑戦!~アメリカツアーに独占密着~」
「チャンピオンズ・オン・アイス」初日からの荒川さんのドキュメントについて。番組の流れ、感想、詳細のレポートを。

7月29日(土)
日本テレビ Newsリアルタイム特報<15:30~16:55>
フィギュアの女王・荒川静香 新たなる挑戦! ~アメリカツアーに独占密着~ 』「トリノ五輪金メダル獲得までの1年間」と「アメリカでのプロデビューに苦闘する今」を密着ドキュメント。

◆流れ
英語が苦手で、言葉の壁からCOIのメンバーともコミュニケーションがなかなか取れない姿や、アメリカでは自分から積極的にアピールしていかなければ生き残れない、というプロのショースケーターとしてやっていくことの厳しさが全面に押し出された作り。そして、段々周囲と馴染み、それらを乗り越えていく、という流れだった。

出てくる話しの内容は、まさに、荒川さんのCOIツアー日記と一緒。また、一部、ジョニーのジャーナルとも被る。なので、併せて観ると面白そう。

また、COIメンバーも、かなり映っていた。演技もバックステージの様子も。他の出演者だと、プルシェンコさんとジョニーが出てくる回数が多かった。ちょくちょくとボナリーさん、後半はルディさんも。

◆感想
以下に、番組の流れをメモ。とても長いので、その前に感想を書くと、落ち着いた作りでナレーションも穏やか、荒川さんの姿を追いつつ、COIメンバーの姿も多く放映され、荒川ファンやCOIメンバーにファンを持つ人には嬉しい番組だったのでは。荒川さんの言葉の壁や、シャイで自分から話しかけられず、途中参加もあって独りぼっちな姿には、多くの日本人が共感してしまうのでは。私も、留学中、「サンキュー」の一言も言えなくてコチコチになってしまったことを思い出して、すっかり、荒川さんの姿に切なくなってしまったのだった(もちろん、ドキュメント以降もツアーは続いていて、日記を読むと、メンバーとより交流が進んでいる様子)今も苦手な英語に苦闘しつつ、良い演技をするために頑張っている最中なのだろうな、と、荒川さんの日記を見る目がちょっと変わったり、等身大の姿が見えて、親しみをより感じたのだった。また、一人だけ新人という立場の心もとなさが伺え、ツアー日記でステファン・ランビエールさんが新人として入ってきて嬉しそうだった理由も垣間見えたのだった。

◆詳細
【7/31追記】テレビでは説明が無い部分について説明を追記(ジョニーが出てくるところもちょっと追記)。赤字の部分が追記。それ以外でもちょこちょこと。

さて、番組の流れ詳細。できるだけ荒川さんの言葉を拾ったが、見ながらメモを取っていたので、全てが一字一句同じではない。

スタート
最初、荒川さんが厳しい表情をして、廊下を歩きアイスリンクを見つめる姿からスタート。

:::プルシェンコさんやジョニーが映る。

荒川さんが英語が苦手なこと、サバイバルなので、自分から行かないと何も出来ない、という話し。

6月23日シカゴ
街を歩いている姿。クルーに話しかけられて答える。
「どんな感じになるんですかね、私が入って」

ホテルの部屋の中。けっこう広くて綺麗。スケート靴や衣装をカメラに見せる。「スパイラルとイナバウアーとスピン2つくらい入っているんですけど、全体的に盛り上がってくるところの盛り上がりを上手く出せるように、荒川静香だ、というスケーティングを見ていただければいいな、と思います」

COI出演者が豪華という紹介が入る。五輪金メダリストとして、エフゲニー・プルシェンコさん、トットミアーナ&マリニン組、アニシナ&ペーゼラ組が紹介され、五輪金メダルこそないが世界選手権を五回制覇した女王としてミシェル・クワンさんが紹介。また、イリーナ・スルツカヤさんも紹介され、映像のみだがサーシャ・コーエンさんも紹介。

「"荒川静香"として滑るのは夢というか、一番高い夢ではありました」

ホテルのルームにて。

「少し適当なんですよね。オープニング、フィナーレも、明日の一回目と二回目の間でやるというか、そんなんでいいの?と不安になってきました、来たら」(【7/31追記】この適当さについては、スポーツジャーナリストが、荒川さんがCOIに参加することを当のCOIの人間も理解していなかった、と以前書いていたので、本当に適当なのだろう)

6月24日シカゴ
COI初日。バス前の映像が映る。

:::プルシェンコさんやクワンさんの姿。

COIの社長、マイケル・コリンズさんが荒川さんに話しかける。
「リラックスして気楽にね。よく寝て、起きて、気楽にね」

ショーの振り付け師に呼ばれる。
「わかんないんです何やるか、六時半オンアイスと言われたんですが、何をやるか知らないです」

:::プルシェンコさんやコーエンさん、スルツカヤさんの和んだ姿。

一人で居る荒川さん、英語に自信が無い、というナレーションが入る。

待ち合わせ時間になっても振り付け師は来ない。所在無さげな荒川さん、ちょっと困った顔。

:::ジョニーが背後でリンクで滑ってる。

振り付け師登場、オープニングの打ち合わせ。「ここから初めてイナバウアー、ジャンプを一回、そしてスピン」と指示があり、リハーサル。

:::ジョニーまた背後に映っている。

オープニングは25秒、そこでどこまでアピールできるか、というようなナレーション。荒川さんは、ざっと滑って、段取りを確かめている感じ。

広報担当者が出てきて、荒川さんの英語力を気にかける。「どのくらい英語を話せるの?」と聞く担当者に、「ほんの少し」と、目を泳がしながら話す荒川さん。ここで、アメリカでは自分の考えを表現をすることが必要で、言葉は大切、というナレーションが入る。

ショー会場前に映像が変わる。
客に目当ての人を聞くと、クワンさんやコーエンさんの名前が。荒川さんの名前を知らない、と答える人達が映される。

自分をどれだけ観客に焼き付けられるか、それが課題とナレーションが入る。楽しませられなければ容赦なくお払い箱だ、と。

オープニング直前のバックステージに切り替わる。
オープニングでは、エヴァン・ライサチェクさんから登場。

:::リンク袖にジョニーとスルツカヤさんなど映る(皆で音楽に合わせて楽しそうに体を動かしていた)

スルツカヤさんの後に荒川さんが登場し、赤い衣装で滑る。

そして、ソロがスタートし、ボナリーさんから。バックフリップ(バク転)などアクロバテッィクな演技の映像。

次にジョニーのソロが映され、マクシム・メドレーの衣装で「マイウェイ」を滑る。全米選手権三連覇中のジョニー・ウェア。その持ち味はよどみなく流れるような美しい滑り、とナレーションが入る。ジョニーは笑顔を見せながら滑っている。

次にアニシナ&ペーゼラ組のソロで、逆リフトなどが映される。

一方、荒川さんがバックステージで走ったりして身体をほぐす姿。

そして、イリーナ・グリゴリアンさんのフラフープ演技が映され、トットミアーナ&マリニンのソロ。

荒川さんの姿に被せて、ここには背負うべき国は無い、あるのはただ荒川静香という個人だけだ、というナレーション。

トットミアーナ&マリニンの演技への拍手と、それを見る荒川さんの姿に被せて、「この拍手を、荒川はどう聞いていたのだろう」とナレーション。そして、映像は過去に切り替わる。

2005年4月仙台
仙台での姿、肩までのボブカットの荒川さんが外でアイスを食べるシーン。

「プロスケーターとして活躍したければオリンピックは重要な大会になるので」

アイスショーに出るためにはどうしてもオリンピックに出てメダルを取ることが必要だった、とナレーション。

その後、新採点の説明が入り、イナバウアーは得点には結びつかない、という説明。その後は、イナバウアーを荒川さんが躊躇したり、また、取り入れたり、という風に、イナバウアーを荒川さんの象徴として中心に扱う作り。

2005年5月コネティカット州
タラソワさんがコーチとしてつき、練習する姿。

「わたしにとってみたら寂しい環境ですかね」

寂しくなったら日本食レストランに足を運んだとのことで、英語が苦手な荒川さんにとってはオーナーの日本人と話せるのが嬉しい様子。アボガドなどが入ったシズカロールという創作寿司が出される。

2005年11月GPS
スルツカヤさんや、浅田真央さんの演技映像が挿入。中国大会、フランス大会と決定的な成績を収めることができず、周囲からとかく言われる姿。

「一番無駄だと思うのがイナバウアー反るヤツ」ともらす荒川さん。

トリノについて「それが今もうちょっとわからなくなってきているので」と、トリノの選考に出遅れた時のこと。イナバウアーはポイントを重視すると組み込めない、と話す荒川さん。

2005年全日本
村主さん恩田さんや中野さんなどが演技する映像が挿入。イナバウアーを外した演技をして、トリノ代表に選ばれたが、どこかで自分に折り合いをつけた感じがした、とナレーション。

トリノに向けての課題は、ステップをあげること、タラソワさんは自ら滑るコーチでないので、一人でイメージを膨らませるしかない。それには限界があった、そこでコーチ変更、モロゾフさんがすべりながらアイディアを出す練習風景が映される。

また、音楽も変更し、トゥーランドットの音にあわせて練習する風景が映される。

転倒して氷だらけになる荒川さんに、「起きて起きて」と呼びかけるモロゾフさん。

「自分の演技が自分の中で最高でないと金メダルには近づけないと思うので」

上げられるレベルは全て上げる、という練習。

そして、トリノの演技が映される。象徴として、イナバウアーが一際クローズアップされる。彼女は自ら険しい道を選びそれをやり遂げた、とナレーション。

「嬉しくてもう私はこれが最後だな、という風に感じた瞬間でした。
引退することはあの瞬間に決まっていたのかもしれないですね、私の中で」

フィニッシュの笑顔が映される。金メダルがアイスショーへのパスポートだった、とナレーションが入る。

現在
そして、また現在に戻り、ショーのバックステージで、出番を待つ荒川さんの姿。

トットミアーナ&マリニンの演技の風景。ナレーションが入る。この喝采を果たして自分も受けることができるのか、荒川の顔がややこわばって見える。人気が出なければ契約は打ち切り、技を競い合う世界とはまた別の底知れぬ深みがここにある。

そして、リンクに出る荒川さん。

途中参加のためにパンフレットにもまだ名前の記載が無い。荒川さんの名前がコールされて、観客から驚きの歓声(海外のボードを読むと、荒川さんが出演することを観客も知らなかったそうだ。【7/31追記】ちなみに、テレビでは日本人がアメリカのショーでやっていくことの厳しさが強調されており、荒川さん自身がそのことについて強い危機意識と目的意識を持っているのだが、演技の評判はとても良く、海外ボードではスケーティングの滑らかさや優雅さが賞賛されていた。ベストだった、という声も)。「ユー・レイズ・ミー・アップ」を演技。

ナレーション。
女性スケーターの中で世界選手権とオリンピックを制しているのは荒川だただひとり。実績に恥じない丁寧な演技。イナバウアーに一際大きな歓声が沸いた。降り注ぐ喝采に笑顔で答える。緊張が静かに解けていった。だがチャンピオンズ・オン・アイスには、その名の通り名だたるスターが揃っている。荒川はまだ大スターではない。

そして、プルシェンコさんのソロ映像。ステップやファンサービスで投げキスをするシーンなど。最後にミシェル・クワンさん、大歓声で迎えられる。この日最大の喝采を浴びたのはやはりミッシェルだった、とナレーション(【7/31追記】ミッシェルはアメリカフィギュア界最大のスター。ミッシェルは怪我のためジャンプなしのショープログラムだし、海外ボードの感想を見ても、メンバーの中でベストの演技とは言えないようだ。確かに、純粋にスケートだけを取れば、もう世界のトップではないだろう。しかし、その実績と人気はダントツなのだ)

ショーが終わり、ファンと初めて対面しに行く荒川さん。

~~~

ここでまたCMだが、TUBAKIのCMで荒川さんが映っていた。

~~~
:::CM明け、ジョニーちょっと映る

バックステージのサイン会の映像(バックステージパスを持った客が列に並び出演者がまわってくるのを待つ)。パンフレットに名前はないので、どこにサインすればいいのか、という状況。途中参加のしわ寄せ。仕方なく表紙にサイン。英語が得意なら気の利いた言葉もいえるのに、とナレーション。

「写真を探されるんですけれど、ないというのが心苦しい」と言う荒川さん。かなり不憫な様子だ。

ホテル?の部屋で

「金メダリストだからこそ、がっかりさせる演技をしてはいけないと思うんですね。外国人である限り、いつクビにされるかという危機は常に毎日感じていますし、アメリカ人と同じことをやっていてはいけないと思います。一人でも多くのお客さんに名前を覚えてもらうために。もう誰も私を知らないので、はじめて自分を知ってもらおうという気持ちで滑ることにしました」

映像は変わりバス。広いバスの中、どこに座ればいいのか迷う姿。荒川さんが座ろうとすると、ボナリーさんが席順を説明、長いツアーの中で、席の順もゆるやかに決まっているらしい。

:::後ろでペーゼラさんが携帯で喋っている姿。

バスでペオリアへ移動。リンクで軽い練習

フラフープで演技する出演者の姿を見て、自分もフラフープを持ったままジャンプしてみたい、という荒川さん(そういったアピールがプロとして必要、と)。バックステージでフラフープする姿。結構できる、と喜んでる。だが「あれやったままジャンプは跳べない、凄い」

カフェテリアでランチタイム。

何処に座ればいいのかちょっと迷ってる?食べるが、何を食べているのかわからないらしい。ポテトとチーズと卵・・・?好き、と言ってる。

「この食生活をしたらけっこう身体に良くないよね。私はこてこてが好きだからいいけれどさ」

そして、母国語が話せるからか、スケーターたちは出身国順にテーブルについていた。荒川さんは、ただ一人の日本人。

「昨日ツアーに入ったばかりでその前は試合で会う程度しか会わないから」と、まだこれから、と話す荒川さん。「まだ昨日入って今日だから」

人間関係のために、英語が問題・・・

「スケートのやり取りはできるけれど、たわいのない話をするのに、英語が伝わらなくて「は?」って顔されたらいやだな、って思うと、なかなか自分からいけない。自分からなかなか中に入って行けなくて、そこが克服しないといけないとこ」

一人で食事する姿。

ここ、気持ちわかる、と、切なくなった。自分も留学した時、サンキューすら言えなくて硬直していたから。

バックステージに映像が切り替わる。
プルシェンコさんがハイテンションに「こんにちはー!」。ボナリーさんやクワンさんも、「こんにちはわー」とカメラに挨拶。次にジョニーが出てきて、カメラに目を向けたまま向かってきて、「ぷわっ」と言って手を広げてみせる。そして笑顔。

どういう流れで入ってきたのかわからない挿入映像だが笑えた!あっかるい。

さて、スタッフが機材をリンクに揃えていく風景。日本に比べてアメリカは環境がいい、というナレーション。

:::卓球台も用意され、さっそくプルシェンコさんとマリニンさんが卓球。ルディさんとベルビンさんがふざける姿や、ジョニーが笑ってる姿。

7月3日カンザスシティ
サングランス姿の荒川さん。

練習するためのリンクの場所は教えてもらったが、住所だけで、勝手に行け、と、参っている様子。日本では送ってくれるが、アメリカは自分でやれ、と放置、それがアメリカ流。タクシーの中で、運転手に住所を渡すが、言葉が今一通じてないようで、もうどうすればいいのやら、という感じ。アメリカのタクシーは場所がわからなくてもとりあえず走りだし、場所どこだよ!と運転手が怒ることもある、怖い怖い、と言いながら、そういう環境だと「強くなっていかも」、と言う荒川さん。

リンクに到着。
会場で少女と母親からサインを求められる他の子達からも。ちょっと嬉しげ。「知っているんだろうか、私のこと」(【7/31追記】荒川さんは、自分の知名度をとても控えめに思っているのだが、実際にはスケートをしている人なら知っていると思う笑)

リンクで練習。その後、記念写真の撮影会に。
大変ですね、といったようなクルーからの声かけに、「もし自分がちっちゃい子だったら撮りたいから。私も昔、伊藤みどりさんや佐藤有香さんに撮ってもらった。今は自分の番なのかな、と」

翌日はリンクにサイン会場が用意され列が。

その後、なかなか自分から英語を使えない荒川さんが、勇気を出して自分から地元の人に話しかける。

「チャンピオンズ・オン・アイスに行きますか?」
「その時に会いましょう」

滑る前にちょっと覚えてもらえたかも、と言う荒川さんに、ここはアメリカ、自己主張の国、とナレーション。

6月27日ミネアポリス
スケート雑誌の撮影で、ジョニーと一緒(ジョニーがジャーナルで、会うのは練習とか大会の時くらいなので、シズカと実際に話せて一緒に過ごせて嬉しかった、と書いていた撮影)。ジョニーはネイビー?グレー?のシャツに茶色のズボン、荒川さんはベージュのノースリーブのシャツスカートにジーンズ。

クルーザーの上で、一人タイタニックポーズ。カメラマンのキャサリンさんに、美しくなったと褒められて照れる。ジョニーとは練習地が一緒だったが、言葉の壁もあって、親しくなる機会はなかったという、とナレーション。ジョニーが知っている日本語4つを披露。

「私は日本人です」
「私はアメリカ人です(アメリカン人になっていた)」
「どうもありがとうございます」
「スーパーかわいい(ナゾの日本語笑)」

「ロシア語が凄いんですよ、彼」と荒川さん。

会話ができれば友達にもなれるのに、とナレーション。
大人しい荒川さんにジョニーが気を使って「こんなふうにしない?」とおどけたポーズを提案(【7/31追記】これ以外でも撮影中、ジョニーがセクシーポーズを横で取ってみせて、荒川さんが笑ったりしていた)

水上バイクで一緒に撮影。およそ二時間経つ頃には距離が縮まった、とナレーション。二人の会話。

「ツアーが終わるまでに日本語を少し覚える、少しだけね」
「私の辞書あげる」
「おーけー」

そして、野球を観にいった時の映像。ペーゼラさん達が注射のあとをめずらしがって話しかけてくる。

「色んな所に行って他のスケーターと話すようになってきた。段々何か面白くなってきた」と荒川さん。

7月8日ダラス
ランチタイム、なぜか今日はゴージャス。

ボナリーさんが一緒に食べてくれる(荒川さんの日記で、バスの席を取っていてくれたと書かれていたし、気を使ってくれているみたい)。ライサチェクさんや、ベルビンさん、アゴストさんも一緒のテーブル。ライサチェクさんは荒川さんに、元気にしてる?といった話しかけを。

ショーのバックステージ。
ルディさんが廊下に落書き。「シズカスパイラルだよ」と、荒川さんのY字スパイラルのイラストをチョークで描く。【7/31追記】ジョニーも落書きしている。スケート靴を履いた電気スタンドみたいなイラストを描き、隣に『SCORPION(サソリ)』と書いていた(なぜ??更にその後映った時は、下に『RUDY』とも書かれていた)。そして「まつげも描く」とルディさん。「リボンでかわいく」。何も知らない荒川さんがやってきて、「シズカ、君だよ」と。

ルディさん、お茶目で優しい!
そんなルディさん始め、コーエンさん、プルシェンコさんの演技。

ショーの合間に、落書きが増えていく。ジョニーまた落書きをしている。また、プルシェンコさんに背後から寄られ耳元で声を出されて驚く荒川さん。後で絶対やってやる(やり返してやる)、と荒川さん。

仲間として受け入れられた喜びは、目に見えぬ自信となってリンクにあらわれる、とナレーション。

演技、そしてフィナーレの姿。荒川さん白い衣装を身に纏っており、とても似合う。

ナレーション。

ずっとアメリカのアイスショーに憧れてきた荒川にとってこれはゴールではない。仲間達と共に魅力的なショーを作っていくこと。彼女の挑戦は始まったばかりだ。荒川静香は自分自身を乗り越えながら、まだ見ぬ未来を切り拓こうとしている。

バックステージのサイン会。

:::サインをするジョニーやプルシェンコさんの姿。

まだパンフに写真なし。

「たまに、名前なんていうの?どこからきたの?滑るの?とか聞かれるけれど、そういうときはめげずに、笑顔で答えるように。来年こそ覚えてもらおうと。はい。そんな感じで」と笑顔の荒川さん。

パンフレットに写真の無い荒川さんはアイディアを。サイン会用に、写真入りカードを持ってきて配る。「私はサインじゃなくてカード攻撃」来てくれてありがとう、といいながら配る。

その方が記憶に残っていいかもしれない、ここはアメリカ、積極的に自分をアピールするのが自然な国だ、とナレーション。

彼女は今果てしない夢の途中を走り続けている。プロスケーターとして決して終わることの無い自分との戦いを闘い続けている。それは金メダルを取るよりも難しいかもしれない。

「まだまだ頑張らないといけないな。これで満足してはいられません」

笑顔を浮かべてバスに乗って手を振る荒川さん。

最後のナレーション「荒川静香24歳、彼女の姿にきっと多くの人が勇気付けられるだろう」

これでお終い
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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
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2006/07/30 (日) 03:14:23 | | #[ 編集]
いいなぁ~~
 昨日の荒川さんの特番こっちで放送しなかったんですよ~~・・・・
 わたしの住んでるトコロわ、岩手っていうトコなんですけどね・・・・
こっちでわいつやるんでしょうか??ジョニーが出たなんて!!早くみたいです・・・・
2006/07/30 (日) 10:05:15 | URL | saki #-[ 編集]
いいな~×2
関西も放映なかったんです(;_;)
BSも今のところ予定がないみたいですし、一体いつ見られることやら……と嘆くばかり。
そんな中、番組の様子をここでしっかりと知ることができました!詳しいレポ本当にありがとうございます。感謝です(^-^)。
2006/07/30 (日) 20:14:19 | URL | 美輪@brownycat #Gq1uCbRc[ 編集]
ありがとさん!
rinoさん、ありがとさんで~~す!!
読んでて結構切なくなったけど……
あ、わちきもみれなかった組です(-_-メ)
でも、rinoさんのこのレポ読んですっかり見た気になれました。
rinoさん、力作をありがとう~~!感謝でっす!!!
2006/07/30 (日) 23:10:32 | URL | 風の又三郎 #-[ 編集]
rinoさん、詳しいレポート、嬉しかったです。TVの放映がなかったので。
人見知りで、SHyなしーちゃんが環境になれて、実力を出して行く姿を見守って応援していきたいと思ってます。
2006/07/31 (月) 11:46:36 | URL | もか #y2DCRkaU[ 編集]
番組を見ました。最初の方は荒川さんが、ひとりぼっちという感じで、見ていて重苦しかったです。
練習に行ったスケート場でのサイン攻めは面白かったです。フラフープも。
2006/07/31 (月) 13:57:00 | URL | ミッキー #8iCOsRG2[ 編集]
>123さん
こんにちは!
長くなりそうなので(笑)、後でお返事しますね~!

>sakiさん
放送していた所、少なかったみたいですね。いずれ、ジョニーが出ているところだけ、MBでUPされると思いますよ~。
前の村主さんのドキュメントの時にそうだったので、
永遠に見られないということはないはず!
エンジェル達に期待しましょうe-420
 
>美輪@brownycatさん
見られない地域&いいな~第二弾!
COIツアーのバックステージの「雰囲気」が伝わる映像が多かったので、レポだと、その辺がちょっとわかりづらいかもです。和気藹々としてました。
ルディさんとボナリーさんとジョニーは明るくふざけていて(特にジョニーは出てくるたび何かしていた)、プルシェンコさんがハイテンションで、ライサチェクさんとベルビンさんはラブラブ(いつも一緒e-266)でしたよ~。

>風の又三郎さん
むむ、岩手はフィギュアスケートファンには辛い環境!?
この前のイブニングファイブの初キャスターの時といい、放映されている地域ってけっこう限られるのですね。
荒川さんの生の言葉は、きちっと拾ってみました。
もっと褒めてもよろしくてよe-420(笑)

>もかさん
もかさんの所もダメだったのですね~!
そして、応援の言葉ありがとうございますありがとうございます。
きっと荒川さんにも応援の気持ちは届くはず!代わりにお礼を述べさせていただきますi-236(笑)
頑張っているスケーター達に負けず、私たちも頑張りましょう♪

>ミッキーさん
初日からCOI前半部分のドキュメントだったので、もう仲間の輪が出来ているところに、言葉も今一な状態で入っていくと、どうしても最初は馴染めないから、その姿がクローズアップされがちになるのでしょうね。
でも、凹まずに前向きにやっていましたね!
COI後半の、荒川さんの日記に書いてあった国別対抗ボーリング大会も放映されたら面白そうです!
2006/07/31 (月) 17:09:40 | URL | rino #mQop/nM.[ 編集]
rinoさ~~ん、追記もいいですね~~!(^^)!
あのね、相撲もそうなんだけど、ラジオ中継のほうがテレビより感動が大きいのよ実は!想像力が働くから!!
小説も原作とした映画よりたいがい原作の小説のほうがいいでしょう?
で、rinoさんのこのレポも、実際の放送を見るより絶対面白いはず!!
見れない負け惜しみではなくてね!
rinoさんのレポ、何度も読み返して、遠いたびの空にあるしーちゃんを偲んでますm(__)m
rinoさん、ありがと~~~ヽ(^o^)丿
2006/07/31 (月) 20:18:37 | URL | 風の又三郎 #-[ 編集]
rinoさん、お返事頂けて感激です。
わたし、初のコメント投稿でした。
これからもたびたび、コメントをさせてくださいね。
COIでのしーちゃん、ますますきれいになってますね。磨かれるのですね!
2006/08/01 (火) 16:52:50 | URL | もか #-[ 編集]
>風の又三郎さん
早速のお褒めの言葉恐悦至極でございますi-236
そうそう、ネット上にこの動画が早速UPされていますよ~。

>もかさん
いつでも喜んで♪
カタカナでモカさんという方もコメントしてくださっていて、改名(笑)したのかな、初コメントの方かな、どっちかな、と思いながら返事していました。初コメントありがとうございます!いつでもお気軽にしてくださいね~^^
そして、私たちも磨いていきましょうね!
(何をかは不明ですが笑、負けずに!)
2006/08/03 (木) 22:26:11 | URL | rino #mQop/nM.[ 編集]
>123さん
お返事遅くなりました!
お返事考えていたら遅くなってしまい、すいません。

テレビ放映されなかったんですね。限られた地域での放映で、とても残念です。ドキュメント番組としては、私は、けっこういい番組だったと思います。今回のドキュメントは、初日から追っていって、荒川さんがCOIでぶつかる(という程大げさでもないでしょうが)壁と、それを乗り越える姿を撮ったものでした。

荒川さんの英語の壁で、コミュニケーションが取れない、という点の強調ですが、これは、恐らく、初日からのドキュメントだったせいが結構あると思います。既に一緒に数ヶ月公演して仲間の輪が出来上がっている所に、英語が苦手な人が入っていくわけですから(英語苦手ぶりは荒川さん、前から言っていたんです笑)、最初は、誰でも戸惑ったり心細く思ってしまう所だと思うんですね。だから、その部分が、実際に、特にスタッフにも目に付いただろうし、荒川さん自身も戸惑った点だったのでは、と思います。だから、番組後半で、メンバーで交流が徐々に取れてくるようになると、また、公演にも慣れてくると、荒川さんの表情も和らいでいましたよ。そういう変化が、この番組の主眼だったのかもしれません。もし、COIツアー後半も含めたドキュメントだったら、もうちょっと強調する点は変わったかもしれないですね。

また、見ていて、荒川さん、仲間とわいわいやるのが好きだけれど、最初から自分から積極的にアピールしていくタイプでないように思うので、最初はあんなものじゃないかな、とも(笑)。ディスコミュニケーションを起こしているような描き方ではなかったと思うので、安心していいと思いますよ^^
英語が苦手でも、へこたれない荒川さんが放映されていました^^
(ただ、最近の日記では、母国語を喋れる相手がいないのは自分ひとり、とか、日本語で話せると嬉しい、とか、やっぱり寂しい気持ちがあるのが伺えて切ないですね)

そして、この番組、早速、ネット上にUPされていたので観られますよ♪
実際に見たら、また、違った感想を抱かれるかもしれません。

ところで、放送された時間や局につていはよくわからないですが、時期については、後半のCOIツアー部分はまたドキュメント番組が放映されるのかもしれないですね。もしも、今回のドキュメント番組で他局との兼ね合いがあるとしたら、DOIやCOI仙台公演での主催・後援がフジテレビ系列なので、フジテレビなのでしょうが、よくわからないですね。もっと多くの局で放映されていれば良かったのに残念です。

そして、この番組について、上のレポでは書いていないことがあって、他の方のブログでコメントさせていただいた内容を、せっかくなので、ちょっと整形してレポとして載せておこうと思います(コメント欄に書くことじゃないかな笑)。COIが持ち上げられていた、という話しから繋がるのですが(笑)。

~~~~~~~~~追加レポ~~~~~~~~~

実は、番組についてだが、荒川さんがプロになるのを夢見るきっかけで、ずっと憧れていたアイスショーは、COIじゃなくてSOIなど、ツッコミは幾つかあった。ただ、「荒川静香の挑戦」という番組の構成上では、厳密にしなくてもいい所かと流した(荒川さんの演技の評価やミッシェルの人気などは、説明として追記したが)。

そして、番組内で強調されていた「これがアメリカ流」とか「本場のショーは厳しい」的な部分、やや強調しすぎな感もあったかもしれないが、荒川さん自身が抱いている危機意識や目的意識が反映されたもののように感じられた(日本にいたときの発言からもそういう意識が伺えたので)。この番組、けっこういいな、と思ったのは、そういう風に、「五輪金メダリストだから海外ショーに出て大儲け」といった従来の報道とは異なる、荒川さんが抱いている気持ちにより近いものが出ているようだったからだ。英語が苦手、というのも含めて。

ところで、アメリカの観客は「目が肥えている」とか、荒川さんには「知名度が無い」といった番組のナレーション(実際にはそんなことは言えないのでは、という声がある)は、荒川さんが言った言葉をそのまま使っているのでは、と思えた(番組外でも本人が何度も言っていたので笑)。番組が独自に調べたというよりも、本人が言ったことをそのまま、時に強調して使っているような感じがしたのだった。ただ、その方が、華美に「金メダリスト!」と、煽り立てられるより、ずっと好感が持てた。

ところで、「金メダルがショーへのパスポート」というナレーションがあり、五輪の金よりもCOIの1ショーが上というのは、それはさすがにCOIを持ち上げすぎだという声があるが、私は、ここは、荒川さんにとって金メダルがプロスケーターという「夢の道」へのパスポートだった、という意味だと受け取った(プロとなることが夢だった荒川さんにとっては、五輪は実際にショーのための通過点だっただろうと思うのだ)。

というわけで、この番組は、COIメンバーの演技や様子も映してくれて面白かった、というだけでなく、特に、「五輪金メダリストだから海外ショーに出て大儲け」といった従来の報道とは異なる、荒川さんの持っている危機意識・目的意識が反映されており、それが視聴者にも伝わったのではないだろうか、という点で、私はけっこう気に入ったのだったe-68

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2006/08/03 (木) 23:21:59 | URL | rino #mQop/nM.[ 編集]
追加レポありがとうございます!

荒川さんの公式サイトによると、初エッセイが発売されるそうですね。
サイン会はあるのかな?
2006/08/25 (金) 14:48:51 | URL | ミッキー #8iCOsRG2[ 編集]
>ミッキーさん

こんな隠れたところの追加レポに気付いてくださりありがとうございます!
我ながら、こんなとこに書くな、って感じです(笑)

エッセイ本、サイン会あったら行きたいです!あってもおかしくないですよね。無いですかね~~
2006/08/27 (日) 12:24:06 | URL | rino #mQop/nM.[ 編集]
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